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京都FWラファエル・エリアスが圧巻のハットトリック チームも5得点でC大阪粉砕、16位浮上

スポニチアネックス / 2024年8月17日 23時11分

 ◇明治安田J1リーグ 第27節 京都5ー3C大阪(2024年8月17日 ヨドコウ桜)

 京都がJ1では2006年8月19日の福岡戦(博多球)以来、18年ぶりの1試合5得点でC大阪を粉砕。16位に浮上し、降格圏を脱出した。

 立役者は6月末に加入したFWラファエル・エリアス(25)だ。前半12分に左足でこぼれ球を押し込み先制弾。3―1の後半11分には頭でネットを揺らし、8分後には左足でゴール。来日初のハットトリックを成し遂げた。

 これで先発出場した試合では2戦4発、ゴール率は100%。まさに救世主と言える存在だが、当の本人はいたって冷静だ。鳴り止まない“ラファエル・コール”に感謝しつつも「自分がどう、ではなく、主語はチーム。その中で自分が貢献できただけ」と決して浮かれないのが、さらに頼もしい。

 チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督(55)は「あくまでも来年のJ1の切符を確実に取ることに注力していきたい」と足元を見つめるが、6位とは勝ち点7差まで詰めてきた。後半戦5勝2分け1敗は堂々の“首位”。勢いだけではない確かなチーム力が、今の京都にはある。

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