明石家さんま “雪解け”40年ぶりテレ東スタジオ 久々で場所が分からず「周りをぐるぐる回って…」

フォトセッションでポーズをとる（左から）出川哲朗、明石家さんま、麒麟・川島明（撮影・郡司　修）

　お笑いタレントの明石家さんま（69）が17日、東京・六本木のテレビ東京で、40年ぶりに同局番組のスタジオ収録に臨んだ。1984年にさんまが司会を務める番組が突然打ち切りとなり、同局と疎遠になっていた。

　収録されたのは、29日放送のバラエティー特番「さんまさん！ここで問題です～解答者・明石家さんまVSクイズさん～」（後7・58）。踏み入れたことのない“アウェー”のスタジオで、さんまは終了後に「40年ぶりで場所が分からなかった。新社屋になってから来ていないから、周りをぐるぐる回ってマネジャーに電話をしてしまった。ドッキリカメラかというくらい」と笑いながら明かした。

　さんまは81年から84年にバラエティー「サタデーナイトショー」で司会を務めた。深夜番組ながら高視聴率の人気番組だったが、お色気コーナーが原因で突然の打ち切り。以降、さんまは「こっちから出入り禁止にした」と、同局の番組に一切出演しなくなった。

　雪解けのきっかけは2018年。出川哲朗（60）のオファーに応え、同局番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか？」のロケに参加した。34年ぶりに同局に出演し、さんまは「この時に制作局長からテレ東で番組をやっていただきたいと、何度も企画書を持ってきてもらった」と明かした。局側は今後もさんまの出演を熱望。伊藤隆行制作局長は「またお願いします！」とさんまにラブコールを送った。