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阪神は4カード連続勝ち越し逃す 岡田監督は三遊間の連係ミスを指摘「木浪の判断ちゃう。輝の野球勘や」

スポニチアネックス / 2024年8月18日 5時17分

<中・神> 引き分けに終わり、ナインを迎えるためベンチを出る阪神・岡田監督(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神5ー5中日(2024年8月17日 バンテリンD)

 阪神は17日の中日戦で2リーグ制以降では1955年と68年の球団最多に並ぶ20度目の延長戦の末、6度目の引き分けに終わった。2点優勢の9回2死満塁からの遊撃内野安打で二塁走者に同点の生還を許し、岡田彰布監督(66)は連係不足を指摘した。攻撃では15残塁、守備では10四死球を与える悪循環に陥り、4カード連続で勝ち越すことができなかった。

 ほぼ手中にしていた白星をつかみ切ることができない。4時間45分の消耗戦で実り少ない引き分け。今季4度目のセーブ失敗だった岩崎は責任を一身に背負った。

 「リリーフみんな、ナイスピッチングで、本当に申し訳ないゲームになりました。ファンの方たちにも本当に申し訳ないです」

 富田、石井、桐敷、ゲラから受け継いだ9回は1死から連打され、2死からの四球で満塁。代打・福永に浴びた遊撃内野安打で同点に追いつかれた。

 岡田監督は代打・ブライトへの四球で潮目が変わったとみた。「結局、点が入る時は四球やって、ずっと言ってるやろ。一番分からんバッターに四球なんやもん」。内野安打で二塁走者にまで生還を許した守備陣の不備も指摘した。

 「木浪の判断ちゃう。サードの指示やんか。誰が近くで見てるの。見えてなかったいうのと、見てなかったいうのは違いがあるよ。野球勘やけどな、それはもう。誰が指示せなあかんの。簡単なことやんか」

 三遊間の打球を飛びついて好捕した木浪は必死に佐藤輝へ送球。三塁ベースへ戻りながら捕球した佐藤輝が振り向いた時、二塁走者・尾田は既に本塁へ向かって加速していた。打撃では先制打を含む適時打2本など10試合ぶり猛打賞で奮戦した佐藤輝は「難しいプレーだった。反省しつつ、連係も取りながらやっていく」と振り返った。

 打線全体として10試合ぶり2桁安打が生まれても、押し切るところまではいかず今季最多に並ぶ15残塁。守っても申告敬遠以外に9四死球を与えた。頂点を取った昨季の野球が遠い。文字通りの痛み分けで、夏のロードは5勝8敗1分け。首位・広島から4ゲーム差へ“半歩”だけ縮めても、残りは33試合しかない。(鈴木 光)

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