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帯広農の147キロ左腕・渋谷はプロ志望届「出します」

スポニチアネックス / 2024年8月18日 6時3分

帯広農・渋谷

 甲子園出場を逃した高校3年生を対象にした個人参加型のリーグ戦「リーガサマーキャンプ2024in北海道」最終日が17日、エスコンで行われた。プロ注目の左腕・渋谷純希(帯広農3年)は優勝決定戦で先発し、5三振を奪って2回1安打無失点と好投。この日で対外試合を終え、最速147キロまで成長した左腕はプロ志望届提出も明言した。

 全国から集まった仲間の出迎えに、渋谷に笑みが広がった。初回は2者連続三振後に四球を許したが三振で切り抜け、2回は四球と右前打で無死一、二塁としたが盗塁死と2者連続三振を奪った。2回を投げて5三振を奪い1安打無失点。「ずっと楽しみにこの日を待っていて、短いイニングだったがいい経験になった」とエスコンでの44球を振り返った。

 プロ11球団が視察済みの渋谷は今後について「(プロ志望届を)出します」と明言した。1年時から投手も、昨年の左肘手術もあり、本格的に投げ始めたのは今春から。今夏は十勝支部初戦(対帯広緑陽)で22奪三振も、続く支部代表決定戦(対帯広大谷)で敗退した。敗戦翌日から先を見据えて練習をスタート。指名されれば支配下でも育成でも、と意思を固めた。

 3年間の不完全燃焼もあり、夏の大会後にキャンプ参加を決めた。志を共にする全国からの仲間との日々は刺激的だった。リーグ戦はこの日を含め5試合に登板。15日には自己最速147キロをマークした。「甲子園に出ていないといってもレベルの高い選手がいっぱいいて、自分自身も負けないって気持ちがさらに高まった」と振り返る。

 これからは10月24日のドラフト会議を視野に汗を流す。自信のある直球で最後のアピールを見せた渋谷は「時間があるようでないので、一日一日を無駄にしないでやる」と前を向いた。(竹内 敦子)

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