藤岡弘、 初代仮面ライダーの秘話明かす 「ショッカーやっちゃった？」に「平謝りで。申し訳なくて」

藤岡弘、

　俳優の藤岡弘、（78）が17日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演。初代仮面ライダー時代の裏話を明かす場面があった。

　初代「仮面ライダー」役で一躍スター俳優となり、今年で芸能生活60周年を迎えた藤岡。武道家としても活躍する。

　MCの加藤浩次が「仮面ライダーがドーンと社会現象じゃないですか、あの当時。子どもたち全員が熱狂するようになって」と当時について尋ねると、藤岡は「この時は与えられた自分の今の、仮面ライダーっていうものをどうやって自分がこなせるかっていう、乗り切れるかっていう不安と日々プレッシャーですよね」と回顧。「体は鍛えていたんで、肉体的には自信があったんですけど、アクションは演劇的なアクションなんです。本当の武道じゃないんですよね。だからそのスキルを身に付けなきゃいけない」と振り返った。

　そんな藤岡に、加藤は「でも、ショッカーやっちゃったことあるでしょ？」とニヤリ。藤岡は「申し訳なかった。私が未熟でしょ？当たっちゃう時があるんですよ。蹴りが入っちゃったり」と苦笑。加藤が「当てに行ったでしょ？入れたでしょ？」と追及するも、藤岡は「入れてません、入れてません。私の未熟さゆえに当たっちゃって、僕は平謝りで。申し訳なくて」ともらした。

　当時の映像も振り返ると「見えないんですよね、この仮面で」とポツリ。「全部藤岡さんがやってるの？」「スーツアクターじゃない？」と驚きの声が上がる中、藤岡は「これ僕です。全部中、入ってます」とサラリ。「初期の頃は全部僕が入ってやってたんだけど。僕の代だけなんですよ。なぜかというと、僕が入ったままやっていた時に、生死をさまようような大事故起こして。そこからスタントで分けようと、取り決めになったみたいです。僕が原因作っちゃったんですね。10話以降は入れなかった」と苦笑いを浮かべた。