霜降り明星・せいや 「ANN」で“放送事故”寸前の激怒を回顧「粗品さんが冷静にフォローしてくれた」

せいや

　お笑いコンビ「霜降り明星」のせいや（31）が、17日深夜放送のABCラジオ「霜降り明星のだましうち!」（土曜深夜1・00）に出演。9日深夜放送の「オールナイトニッポン」で“放送事故”寸前となった出来事について振り返った。

　同日の「ANN」は、霜降り明星の代打として「令和ロマンのオールナイトニッポン」が予定されていた。しかし、神奈川県西部で発生した震度5弱の地震の影響で東海道新幹線が運転を見合わせ。大阪から移動中だった令和ロマンは、足止めを食う形となった。

　令和ロマンが番組開始に間に合わなくなったことを受け、冒頭には“代打の代打”として「霜降り明星」の粗品が登場。「バタバタしてて…40分前まで新宿でYouTube撮影してたんですけどね」。放送10分前に放送局に滑り込むドタバタぶりながらも、何とか無事に番組をスタートさせた。

　夏休みを満喫していたはずの、せいやも混乱に巻き込まれる形となった。休養先から急きょ、電話出演。大混乱は理解していたが、打ち合わせなどがなかったこともあり「ほんまに急きょ。どういうこと？って。10分前に聞かされて！」とパニック状態で不満をぶちまけた。「連絡が一切、来ないっておかしい」とスタッフやニッポン放送の担当者への“公開説教”も。落ち着きを取り戻し「言い過ぎた…これ生で乗ってるって最悪やん。リスナーの皆さん、ごめんなさい」と謝罪したが「放送事故」寸前の出来事となった。

　放送から時間が経ったこともあり、この日のラジオでは冷静に当時の状況を振り返った。「ラジオできない状態のときに“電話いきますね”みたいな。打ち合わせもないことにブチ切れてもうて。自分でもビックリするくらい」と説明。「粗品さんが冷静な対応でずっとフォローしてくれた。“放送事故”ですよ。俺は我を失ってたから。怒りで」と相方の臨機応変さに、ひたすら感謝だった。

　感情のままに発言したことに対する後悔も口にした。「夏休みの途中で急に番組始まって、嫁の家で。怒りが先行してもうて、止まらんくて。オモロくせな、事故るみたいな、理性との狭間みたいな。顔合わせてたら、いつもみたいにボケれてたかも。完全に電話で、現場の雰囲気も全然わからんくて…」と終始、申し訳なさそうに釈明した。