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C大阪MF香川真司がドルトムント戦以来の実戦復帰で60分間出場「危機感しかない」

スポニチアネックス / 2024年8月18日 20時14分

<C大阪・枚方>FCティアモ枚方とのトレーニングマッチに試合開始から60分間出場したC大阪MF香川真司

 ◇トレーニングマッチ C大阪0―3枚方(2024年8月18日 ヤンマー桜グラウンド)

 C大阪は18日、大阪・舞洲のヤンマー桜グラウンドでJFLのFCティアモ枚方とトレーニングマッチを行い、0―3で敗れた。

 足のコンディション不良を抱えていたMF香川真司(35)は先発し、後半15分まで約60分間出場。7月24日の国際親善試合・ドルトムント戦(ヤンマー)以来となる実戦復帰を果たした。果敢にボールを奪いにいくなど、軽快な動きを披露。「ちょっと暑すぎたというのはありますけど、ケガなく、問題なくやれたことはよかった」と自身のプレーを振り返った。

 ただ、チームはリーグ戦で6戦勝ちなし。「一生懸命やっているわけで、手を抜いているヤツなんて一人もいない」と強調した上で、自身はベンチを外れた17日の京都戦(ヨドコウ)では5失点の惨敗。「ホームでああいう戦いというのは、外から見ていても苦しかった。攻守において、明らかにみんなが迷っている。自信をなくしたり、勢いをなくしたり、やることを見失っている中で(24日の横浜戦まで)1週間でどれだけやることを明確にして、一人一人がどれだけいい準備をするか。6試合勝てていないというのは偶発的ではなくて、それが今の自分たちの実力。それを受け入れて、サッカー以外もそうですけど、細かい作業で徹底的にやるしかない。そういう危機感しかない」と自身のことよりも、チーム状態をうれえて話した。

 小菊昭雄監督も「リバウンドがなければ」と横浜戦に向けて背番号8を競争のテーブルに上げることを示唆。チーム状態が良くない時こそ、ベテランの力は必要になる。優勝は厳しくとも、ACLE出場圏内の3位の鹿島までは勝ち点10差。白旗を揚げるには早すぎる。

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