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梅沢富美男と研ナオコが共演 特別公演が大阪・新歌舞伎座で開幕 研「毎回、あの顔を…」

スポニチアネックス / 2024年8月18日 20時51分

ライバル芸者を演じ客席を笑いに包む(左から)研ナオコ、梅沢富美男

 俳優の梅沢富美男(73)と歌手・研ナオコ(71)が共演する特別公演が18日、大阪・新歌舞伎座で開幕した。

 東京・柳橋の売れっ子芸者に研が、そのライバル芸者に梅沢がふんする爆笑喜劇に、2人を中心にした歌謡ショー、梅沢が女形で舞う舞踊絵巻の3本立て。

 研のヒット曲「夏をあきらめて」でスタートした歌謡ショーでは「吉永小百合です」と、まずは自己紹介で爆笑を誘いながら「3階の方までいっぱいのお客さま、本当にありがとうございます」とあいさつ。「初日です。いろんなことが起きます。(自分が)しくじって“参ったなあ”と思ったら他の人もやらかしてくれてます」と、初日ならではのドタバタぶりを明かした。

 コンビを組んで芝居を始め12年という梅沢に「毎回、あの顔を見なきゃならない」と“変顔”にメークし芝居をする梅沢をさし「あの人、変態なんですよ。でもそれを上回る人の良さがある。毎回、お食事のこととかスタッフにまで気を使って。地方なんか行ったらコンビニでいっぱい買って、自ら(差し入れを)並べて…」と意外な一面を明かした。

 そこで登場した梅沢は「研ナオコ様のおかげで…」と持ち上げ始め「私のような取るに足らない者が、新歌舞伎座の舞台に上がれるのは研ナオコ様のおかげ」と大絶賛。「私なんて“パンツのくそ”。こびりついているだけでございます」と、まるで漫才のようなやりとりで客席を沸かせた。

 最後は「表は脳みそが腐るほど暑いですが、劇場の中は涼しいです。30日までやっておりますので、ぜひ何度でも…」とちゃっかり宣伝し「私のヒット曲は1曲だけ」と自虐を交え「夢芝居」で聴かせた。

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