楽天・中島が大学時代からのライバル武内から決勝打

＜楽・西＞ガッツポーズをする中島（左）と滝中（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　楽天6－1西武（2024年8月18日　楽天モバイル）

　楽天が西武に6－1で快勝。ドラフト6位の中島大輔外野手（23）が0―0の2回1死満塁で武内から決勝の左前適時打を放った。3連打で押せ押せムードの中、回ってきた打席で「2球ファウルを打っちゃって、内心“やらかしたな”みたいなのが大きかったですけど、体がうまく反応してくれた。いい軌道でバットが出てくれた」と振り返った。武内とは青学大時代から何度も対戦しており、試合前から「結構打ってると思います。（今日も）絶対に打つ」と意気込んでいた。

　前日は12球団ワースト8度目の2桁失点で大敗。西武打線が2回に打者一巡の猛攻で一挙8得点し、先発した同学年の古謝が、プロ最短1回0/3を7失点KOされた。この日はお返しとばかりに打者一巡で6連打6得点。一気に試合を決め、今江監督も「好投手に序盤で一気にたたみかけて、チャンスをしっかりものにできたところは良かった」とうなずいた。