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守備も全力!ニュー三笘が開幕弾 得点時は自ら起点で80mラン「守備をやった上で前線で違いを出す」

スポニチアネックス / 2024年8月19日 2時3分

<エバートン・ブライトン>前半、ゴールを決め喜ぶ三笘(ロイター)

 ◇プレミアリーグ ブライトン3-0エバートン(2024年8月17日)

 イングランド・プレミアリーグでブライトンのMF三笘薫(27)が17日、エバートンとの開幕戦で今季チーム1号弾を決め、3―0の勝利を支えた。イタリア・セリエAではパルマに加入したGK鈴木彩艶(21)が1―1で引き分けたフィオレンティナ戦でフル出場デビュー。欧州主要リーグが新シーズン突入を迎え、9月にW杯アジア最終予選開幕を迎える日本代表戦士が躍動した。

 181日ぶりの復帰戦で三笘が躍動した。2月に腰を痛め、長期離脱していたアタッカーが今季開幕戦で先制弾。白星を呼び「久々のプレミアリーグで楽しかった」と笑った。

 プレミアリーグ開幕戦で日本人のゴールは03年の稲本潤一(フラム)、17年の岡崎慎司(レスター)に続く3人目。前半25分に自陣の深い位置でボールを持つと敵陣に持ち上がって味方につなぎ、そのままゴール前に走り込んで右からの折り返しに右足を合わせた。

 ヒュルツェラー新監督の下で「守備は全員求められている。そこをやった上で前線で違いを出す」と三笘。左ウイングながらペナルティーエリアまで守備に戻り、得点時は自ら起点になって80メートル近く駆け抜けた。守備への関与を深めれば負担は増すが「あれをやってから結果を残さないと」と新スタイルに適応して昨年9月以来というゴールにつなげた。

 後半21分には鋭い抜け出しで後方から倒されて一発退場を誘発。快勝にも「38試合の一つ」と冷静だが、攻守で見せた完全復活はW杯最終予選を控える日本代表への追い風になる。

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