シントトロイデン 欧州1部で過去最多！日本人6人先発出場 “国防”ブライアン初先発も課題を反省

GK小久保

　◇ベルギー1部　シントトロイデン3－3デンデル（2024年8月17日）

　欧州1部では過去最多日本人6人が先発出場したシントトロイデンは、今季4試合目にして初の勝ち点を獲得した。パリ五輪で“国防”と絶賛されたGK小久保玲央ブライアン（23）はベンフィカ（ポルトガル）からの移籍後初スタメンで「試合に出られたことは凄くうれしい」と欧州トップリーグデビューを喜んだ。

　その一方で「自分の持っているものを出せなかった。課題は多い。後ろから安定感を出せれば、もう少し守備の回数を少なくできた」と飛び出しを一瞬ちゅうちょして決められた試合終了間際の同点弾など、3失点を猛省した。攻撃陣は今季初の複数得点で、MF伊藤涼とDF小川諒が1アシストずつを記録した。

【ベルギー1部　外国人枠規制なし】

　▽日本人先発6人　ベルギー1部は外国人枠の規制がないため何人でも出場できる。デンデル戦は小久保のほかDF谷口、小川諒、MF伊藤涼、山本、藤田が先発。過去にシントトロイデンで途中出場を含む日本人6人出場はあったが、先発は前節などの5人が最多だった。