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西武・蛭間 怠慢プレーではないが…一塁手の位置確認で防げた7回の走塁死

スポニチアネックス / 2024年8月19日 5時33分

<楽・西>7回、右前打を打った蛭間はオーバーランで一塁でアウトになる(撮影・篠原岳夫)

 ◇パ・リーグ 西武1-6楽天(2024年8月18日 楽天モバイル)

 【追球ズーム ここにFOCUS】怠慢プレーではない。ただアウトになったのなら改善の余地がある。西武・渡辺監督代行が「次はないようにしないと」と振り返ったのは1―6で迎えた7回の蛭間の走塁だ。

 2死二塁から右前打を放ち、一塁ベースを1メートルほど回って止まった。右翼の小郷は二塁走者の生還阻止へ本塁に送球したが引っかけ、ボールは一塁ベース付近へ。驚いた蛭間はしゃがみ込み、一塁手のフランコが捕球。二塁走者の生還前にタッチアウトとなった。

 通常、一塁手は本塁との線上を結ぶ中継地点に入るのが定石だが、フランコはベース付近にいた。一塁ベースコーチの赤田外野守備走塁コーチは「一塁手が中継に入ろうが入るまいが、蛭間が一塁手の位置を確認しておけば防げた」と指摘。前日に今季最多の16安打で11点を奪った打線が、追い上げムードすらつくれなかった。(山田 忠範)

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