2勝目のドジャース・カーショー 内野ゴロで料理「我々には4人の遊撃手がいるからね」ナインに感謝

カージナルス戦で好投したドジャースのカーショー（撮影・西尾　大助）

　◇ナ・リーグ　ドジャース2－1カージナルス（2024年8月18日　セントルイス）

　ドジャースは18日（日本時間19日）、敵地でのカージナルス戦に臨み、大谷翔平投手（30）の2試合連発となる先制の39号ソロなどの活躍で、2―1と勝利した。投げてはクレイトン・カーショー投手（36）が6回無失点の好投で、今季2勝目を挙げた。

　打線の主軸を担っていたフリーマンが前日の試合で右手中指を負傷し、この試合のスタメンから外れた一戦。大谷が暗雲を吹き飛ばす一発を放てば、マウンドで仁王立ちしたのがカーショーだった。

　5回まで散発の2安打。6回にこの試合初めて連打を許したが、1死一、二塁から、2番・コントレラスを三塁への併殺打に仕留めて試合の流れを手放さなかった。6回を70球で4安打無失点、1四球と安定感ある投球を披露した。

　「今日はいい感じだった」と話したカーショーは「ミスはいくつかあったけど取り返せた。彼らはありがたいことにゴロを打ってくれたので大きな併殺打がいくつかあった」と言及。初回にも二塁併殺打でピンチを脱しただけに、「我々には4人の遊撃手（ベッツ、キケ・ヘルナンデス、ロハス、アーメド）がいるからね。彼らは彼らのところに打った。それがいいレシピとなった」と守備で支えてくれたナインに感謝した。

　内野ゴロで12個のアウト（併殺打2つ含む）を奪った左腕は、「多くの内野ゴロは求めていたものか」と聞かれると「そんなことはない。フライボールよりはいいけど、アウトをどう取るかは気にしていない。アウトを取ろうとするだけ。今日は早い段階で相手が打ち、ゴロが多かった。ボールを低めに集めたのが良かった」と振り返っていた。