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【甲子園】関東第一 畠中―坂井のリレーで強力打線封じ 関東対決制し9年ぶり4強進出

スポニチアネックス / 2024年8月19日 9時57分

<東海大相模・関東第一>関東第一先発の畠中(撮影・大城 有生希)

 ◇第106回全国高校野球選手権 第12日 準々決勝 関東第一2―1東海大相模(2024年8月19日 甲子園)

 初優勝を狙う関東第一(東東京)が東海大相模(神奈川)との関東対決を制して、2015年以来9年ぶりとなる4強進出を決めた。

 頼れる4番が沈黙を打ち破った。0―0で迎えた7回。先頭の4番・高橋徹平(3年)が大会屈指の左腕、東海大相模のエース・藤田琉生(3年)の投じた初球チェンジアップをこん身の力でしばき上げた。

 白球は甲高い衝突音を残して左中間奥深くへ。そのままスタンド最前列へと着弾した。重苦しいムードを振り払う、こん身の、そして会心の一発だった。

 先発の畠中鉄心(3年)も実力を出し切った。直球は130キロ台中盤ながら、抜群の制球力で強打の東海大相模打線を打たせて取った。

 バックの固い守備にも助けられた。2、6、7回と先頭打者を出塁させたが、いずれも併殺でピンチを脱出。投球のリズムが味方の好守備も引き出した。

 最大のピンチも総力で脱した。2―0の9回、1死一、二塁の場面で畠中の後を受けた背番号「1」の坂井遼(3年)は守備の乱れの間に1点を失ったが、2死一、二塁の局面をしのいでチームを勝利に導いた。

 9年前の準決勝で敗れた東海大相模を下して4強に進出し、過去最高成績に並んだ。決勝へ、そして悲願の初優勝に向けて、勢いは十分だ。

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