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【甲子園】滋賀学園は準々決勝敗退で初の4強ならず 9安打放つも本塁遠く先発・土田は大粒の涙

スポニチアネックス / 2024年8月19日 12時21分

<青森山田・滋賀学園> 7回、脇本(左)にマウンドを託す滋賀学園・土田(撮影・大森 寛明)

 ◇第106回全国高校野球選手権第12日・準々決勝 滋賀学園0-1青森山田(2024年8月19日 甲子園)

 滋賀学園は青森山田に敗れ、春夏通じて初の4強を逃した。

 初回、先頭・多胡大将(3年)が二塁打でチャンスメークも後続が倒れ、先制機を逸した。

 5回は2死から安打と失策で2死一、二塁とし、多胡が右前打を放つと、二塁走者・土田悠貴(2年)が生還を狙って本塁突入。ただ、青森山田の好返球に阻まれ、得点できなかった。

 6回も先頭から連打で無死一、二塁としたが、後続が倒れ無得点に終わった。打線は青森山田の4安打を上回る9安打を放つもあと1本が出なかった。

 先発・土田は6回まで相手打線をわずか1安打に封じ粘りを見せたが、7回に先頭・佐藤隆に内野安打を許したところで降板。後を継いだ背番号1・脇本耀士(3年)が2死三塁から5番・吉川に左前適時打を浴び、先制点を許した。これが決勝点となり、競り負けた。

 試合後、先発した土田は泣き崩れ、脇本らに背中を叩かれ励まされた。

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