サルゴリラ児玉 突然父が失踪…3億円の借金判明した過去 捜索願から1年後に手掛かり 激変した姿で再会

「サルゴリラ」児玉智洋

　お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア（50）が、19日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。お笑いコンビ「サルゴリラ」をゲストに招き、「キングオブコント2023」で優勝するまでの道のりを聞いた。

　幼少期は裕福な暮らしをしていた児玉智洋。東京都の高円寺にマンションを2棟所有していたが「大学生くらいのときに、お父さんに借金があることが判明して」と、衝撃の事実に直面。なんとその借金額は「3億円くらい」と、果てしない大きさだった。

　「ある日お父さんが帰ってこなくなって、“あれ？”ってなって。次の日、家の前に真っ黒いベンツが止まって、めちゃくちゃ怖い人たちが出てきて、“実はお父さん、これだけ借金があります”って。全然知らなくて」と、突然の出来事だったそう。

　父の捜索願を提出すると、その1年後に伊東警察署から「児玉さんの財布が伊東温泉の駅に落ちてました」という電話が。財布からは伊東周辺のホテルの領収書が見つかったため、当時大学生だった児玉は、母と姉と共に、それらホテルを片っ端から訪ね「この人知りませんか」と聞き回ったという。

　そして、最後に訪れたホテルでようやく父を知る人物を発見。父の写真を見せたところ「あ、児玉さんだ。なんか出稼ぎでこっち来てるみたいですよ」と告げられたため、「違います。実は…」と事情を説明し「今度来たらとっ捕まえてください」と依頼した。

　すると1か月後に「捕まえました！」と連絡が。家族3人で迎えに行くと、変わり果てた姿の父と再会。児玉は、そのときの父について「歯が2本くらいしかなくなっちゃって。伊東でずっと暮らしてたらしいんですよ。伊東までは東京から歩いて…。足もパンパンに膨れ上がってて」と振り返った。借金は、事業の失敗やマンションの建設が重なったことが原因だったそうで、伊東では「海辺に捨てられてた廃車とかで生活してたらしくて」と明かすも「帰って、もう今は幸せに」と、現在は家族で平穏な生活をしていると語った。