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藤井王位 矢倉中飛車を選択 第4局1日目午前の進行は昨年7月と同じ 前例で敗れた渡辺九段の準備は?

スポニチアネックス / 2024年8月19日 13時16分

王位戦第4局が始まり、渡辺明九段(左)が見守る中、2手目を指す藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太王位(22)=王将を含む7冠=に渡辺明九段(40)が挑む第65期王位戦7番勝負は19日午前9時、佐賀県唐津市の旅館「洋々閣」で第4局1日目が始まり午前12時半、昼食休憩に入った。ここまでの対戦成績は藤井の2勝1敗。先手は渡辺で、戦型は矢倉に進んだ。

 藤井は18手目、居飛車党らしく4筋へ王を移動させた後、28手目に飛車を5筋へ旋回させた。矢倉中飛車とされる構えで、昼食休憩に入った37手目までは昨年7月のA級順位戦と同じ進行。

 その対局が渡辺―佐々木勇気八段で、結果は158手で後手佐々木が勝った。1時半から再開される午後以降の対局で、前例で敗れた渡辺が手を変えるはずで、その修正案がどう効果を発揮するのかが見所となりそうだ。

 昼食休憩までの消費時間は持ち時間8時間から渡辺が1時間19分、藤井は1時間49分。昼食は渡辺が海鮮丼(ご飯少なめ、サビ抜き)、藤井は太閤穴子丼&地魚茶わん蒸し。

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