がん闘病中の森永卓郎氏 沖縄弾丸旅行を報告 「年内あと3回行きます」意欲のワケは

経済アナリストの森永卓郎氏

　がん闘病中の経済アナリスト森永卓郎氏（67）が19日、文化放送「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」（月～金曜後1・00）に生出演し、沖縄旅行に行ったことを報告した。

　パーソナリティーのタレント大竹まことが「スタジオに沖縄のアイスクリームがあって、どうしたのかな？と思ったら、森永さんが沖縄、弾丸ですか？」と驚きを口に。すると、森永氏は「“タッチアンドゴー”沖縄です」と返した。

　「死ぬまでにマイルを使い切ろうと思って行った」と森永氏。現地からニッポン放送番組の生中継にも出たが、「ニュースが立て込んで、放送を延長したいと言うので、飛行機に乗る時間までの残り時間が極端になくて、5分くらいしか余裕がなかった」と、最後はドタバタのまま帰京したという。

　みやげも時間のない中で購入。「あのアイスクリームは、空港の売店で宅配便で送ってもらうことにした。5分しかないので、発送伝票を書く時間がほとんどなくて、迷惑だなと思ったんですけど、殴り書きで、読めるかなという字で書いた」と明かした。

　宛先を文化放送にしたのが功を奏したのか、「さすが文化放送。たぶん“文化放送”と書いてあるだけで届いた」と振り返った。

　大竹から「焼けているわけじゃないけど、顔色がよろしい」と振られた森永氏は、「絶好調で」と返答。「今、創造性の泉が湧き出るような感じで、この1カ月かな？次から次にアイデアが湧いてきて、今、普通の本（の執筆）が13冊同時進行。絵本も同時に書いているんですけど、それが15話まで書いたんで、それを加えると30冊くらい同時進行」と驚かせた。

　旅行中にも創作意欲が止まらなかったという。「高度8000メートルを超えると、アイデアが泉のように湧いてきて、沖縄往復5時間で、本1冊、全部書いちゃった」と告白。「もっとすごいのは昨日、スーパー銭湯に行ったんですけど、温泉の湯船の中で、絵本のストーリーが3つできました」とも豪語した。

　「いつ死ぬか分からないけど、死ぬ気がしない」というほど元気な森永氏。沖縄には「年内あと3回行きます。マイルが余ってるから」と意気込んだ。「仕事じゃないですよ。マイルの消化と、ホテルのポイントもたまっていて、あと3回行くと全部ポイント消化できる」。ポイント消化に並々ならぬ意欲を示し、「リスナーの皆さんに言いたいのは、ポイントをためすぎると、無駄に沖縄に行かないといけなくなる」と、ジョークで呼びかけていた。