「サマソニ」食中毒 運営が謝罪 弁当食べたスタッフ30人以上が緊急搬送 「現時点で重症者はない」

サマーソニック公式サイトから

　千葉市美浜区の幕張メッセで開かれていた音楽フェスティバル「サマーソニック」は19日、公式サイトを更新し、東京会場となった千葉・幕張メッセで弁当を食べた30人以上のイベントスタッフが嘔吐など食中毒のような症状を訴え、病院に運ばれたことを受け、コメントを発表した。

　サマソニでは18日午後10時10分ごろ「女性2人が食中毒症状で腹痛と吐き気があり動けない」と119番があった。美浜消防署によると、10～50代のスタッフ31人が同様の症状を訴え、病院に搬送された。40代の男性1人が重症という。千葉西署によると、18日午後3時ごろ届いた弁当を同6時ごろ以降に食べたスタッフが症状を訴えた。

　同社は「SUMMER　SONIC　東京　報道に関するお知らせ」と題し、「報道に出ております通り、昨日夜同一の弁当を食べたスタッフに体調不良者が発生したため、現場の医師・看護師の判断のもと救急搬送を行いました」と報告した。男性一人が重症と報じられたが、搬送されたスタッフは回復に向かっており、現時点で重症者はおりません」と報告した。

　「スタッフの皆さま、ご来場の皆さまにもご心配とご迷惑をお掛けしました事を深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「現在、保健所からの検査結果を待っており、改めてご報告をさせていただきます」と呼びかけた。