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難病ALS公表の声優・津久井教生「進行のスピード衰えず」 呼吸機能低下で“新たな挑戦”明かす

スポニチアネックス / 2024年8月19日 16時18分

津久井教生公式X(@koubouya)から

 NHK Eテレに登場する人気キャラクター「ニャンちゅう」などの声を務め、指定難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を公表している声優でミュージシャンの津久井教生(63)が19日までに自身のブログを更新。「呼吸機能が低下」している現状を明かしつつも前向きな心境をつづった。

 今年5月にX(旧ツイッター)で「ここ最近で病状が進んで、ほとんど体か動かなくなっちゃいました」と病状を明かし、7月には「視線入力を始めました」と視線入力の練習を始めたことをつづっていた津久井。

 8月18日更新のブログでは「相変わらずALS(筋委縮性側索硬化症)は手強い難病だと思います 今年に入っても進行のスピードは衰えずとうとうご自慢の割りばし入力にも影響が出る始末…呼吸機能が低下して来ているのがはっきりと自覚出来る有り様です」とつづり、「自発呼吸がきつくなってパソコンの前に居られる時間がどんどん短くなっていったのです 7月まで本当にキツイ体調でした」と振り返った。

 7月からは「自発呼吸にこだわらずに呼吸器に頼る事を増やしていく」と決めたといい、「呼吸器を外して頑張るのではなく呼吸器をつけたままどれだけ色々な事が出来るのかチャレンジすることにしたのです」と明かす。「呼吸器をつけた状態でベッドにそこそこの角度をつけてその姿勢で呼吸を安定させてそれに慣れて来たらパソコンを設置して角度を合わせていきます そこに視線入力の装置をセットしてそれを使えるように練習していく」と説明し、「パソコンの前に居てすぐに苦しくなっていたのに今は良い感じで座り始めています」とトレーニングの成果が表れているとつづった。

 「パソコンの前に居られる嬉しさを噛み締めています」と笑顔の顔文字で喜びを明かし、「もちろんやり過ぎ注意です(笑)」と結んだ。

 津久井は19年10月に病院で検査を受けた結果、「筋萎縮性側索硬化症」と診断されたと公表。22年6月、自身のブログで要介護(要支援)状態区分の最上位である「要介護5」の認定を受けたことを報告し、同年11月に「ニャンちゅう」声優を羽多野渉に交代することを発表した。また23年2月には所属事務所が「気管切開の手術及び人工呼吸器の装着を行った」と発表し、津久井自身も「声を失った」と、人工音声を用いて報告していた。

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