萩原智子さん 「凄いじゃん！」息子からの称賛の言葉に涙 五輪4位は「コンプレックスだった」

萩原智子さん

　元競泳女子で00年シドニー五輪代表の萩原智子さん（44）が19日、文化放送「くにまる食堂」（月～木曜前11・00）にゲスト出演した。自身の五輪成績が「コンプレックスだった」と明かした。

　2000年シドニー五輪、200メートル背泳ぎ4位、200メートル個人メドレー8位入賞した萩原さん。自身の体験をもとに思いを込めて、水泳のコツもふんだんに注入した、かわいいペンギンが主人公の絵本「ペンギンゆうゆ」（文芸社）を出版した。

　五輪出場もメダル獲得できず「コンプレックスもあった」と胸の内を告白。だが、小学4年の息子の一言が悩みを払拭してくれたという。「メダルをとるかとらないかは関係ないんだなと息子から教えてもらった」。

　友人の前で息子が「“オリンピック4位のともこはぎわら～”とか言ったりするから恥ずかしかった」が、「なんで凄いじゃん！オリンピックで泳いだんでしょ」と称賛の言葉に、涙したという。「純粋にそう思ってくれてるんだなと思って息子に感謝しました」と語った。