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黒柳徹子 アラン・ドロンさんとの思い出 共演し「愛してる」も… クラブの帰りにはマスコミに追われ…

スポニチアネックス / 2024年8月19日 17時59分

黒柳徹子

 映画「太陽がいっぱい」などで知られるフランスの俳優、アラン・ドロンさんが死去した。88歳。フランスの複数メディアが伝えた。現地報道によると、18日に親族が明らかにしたという。訃報を受け、女優の黒柳徹子(91)が19日、自身のインスタグラムを更新し、ドロンさんとの思い出を記した。

 「アランドロンさんが亡くなった」と書き出すと、「随分前になるけど『夢であいましょう』という番組に、アランドロンさんが出演した。脚本も書く永六輔さんは、面白がってアランドロンさんが、私と話していて、何度も『愛してる』とフランス流に私に言うシーンを作ってくれた」と回顧した。

 「アランドロンさんには、私が真剣に『愛してる』と言われて胸を打たれているという風に演技をするので、その様に、演じて欲しいと、頼んでくれた。アランドロンさんは、私の手を両手で握って、何度も『愛してる』と言った。考えてみればアランドロンさんには無理な話だった。ハンサムな彼の美しい、おでこに、青筋を立てて、いくつかの『愛してる』を言った。私はフランス語を習っていたので、少しは彼の言葉がわかった。でも逢って数時間も経っていないのに。時間がきて番組は終わった」と振り返った。

 「それからみんなで、なぜかクラブに行った」との出来事も。「時間が遅くなり、偶然私とアランドロンさんは一緒のタクシーに乗った。彼は品川のプリンスホテルに帰ると言った。彼が車を降りるとカメラを持ったマスコミの人達が、私達の車のあとをつけて来て、いきなりフラッシュが音をたてて光った。それまで優しく話していた彼は、車から降りると大声でフランス語で何か叫んだ。そして私に窓の外から『早く帰りなさい』と言ってもっと大声でマスコミに叫んだ。明るいホテルの入り口をバックにして暗い夜に叫んでる彼は、まるで映画を見ている様に思った」と明かした。

 「次にアランドロンさんにお会いしたのは、なぜか、アランドロンさんが、着物を着て帯を締めてキリリとしていた時だった」とした。「確かNHKで会ったのかはっきりしないけど、髪の毛が短めでその髪が黒っぽい着物と帯にピッタリで、日本風に言うとシャッキリとしているお兄さんという感じがした。その頃アランドロンさんは着物に凝っていて女性の着物も作ってみたいと言う様な事も言っていた。着物を着ているアランドロンさんの写真を見ると、ビックリするほど和服が似合ってる。黒っぽい和服のアランドロンさんは、まるで喪服を着ている美しい女性の様に私には見える」とつづった。

 また、メッセージが書かれたブロマイドの写真をアップし、「1枚目の写真は、アランドロンさんに初めてお会いした時にいただいた、ブロマイド写真です。いただいた時は、気付かなかったのですが、ブロマイドにメッセージが書かれていたんです。黒いセーターの上に黒のペンで描かれてたので、まったく気付かなかったんです。何十年も経った引っ越しのときに、発見しました。(インスタの写真は、文字が読みやすいように、加工してます)」と説明。共演時のモノクロショットも投稿した。

 

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