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神村学園の2年生右腕・早瀬がミラクル大社止めた!「相手の応援を自分の応援歌に」強靱メンタルで好救援

スポニチアネックス / 2024年8月19日 19時37分

<大社・神村学園>準決勝進出を決めて、笑顔でハイタッチをかわす早瀬(中央)ら神村学園ナイン(撮影・北條 貴史)

 ◇第106回全国高校野球選手権第12日・準々決勝 神村学園8-2大社(2024年8月19日 甲子園)

 神村学園(鹿児島)が大社(島根)を破り、鹿児島県勢史上初の2年連続ベスト4入りを決めた。

 エース今村拓未(3年)は4回途中2失点と苦戦したが、2-2で迎えた4回無死二、三塁でマウンドに上がった2番手・早瀬朔(2年)が好投。スライダーがさえ、6回の2死三塁のピンチから打者を空振り三振に倒すと、最終9回も1死満塁とするも二併殺打に抑えて渾身のガッツポーズを見せた。

 6回5安打無失点、7奪三振の力投。「自分が悪かった時にいつも今村さんが助けてくれるので、今日は絶対に自分が助けるという気持ちで入りました」と振り返った。

 一塁アルプスの大社の大応援団を背に投げ続けたが、「(大社の応援歌のメロディーに)乗っていました」と、音楽に合わせて体を揺らす場面も。

 「監督さんからも大社さんの応援がすごいと言われていたが、自分の気持ちも高めて投げないとピンチの場面で抑えることができない。大社さんの応援を自分の応援歌のように思って投げていました。神村学園の応援もすごかったです。その応援が力になりました」と語った。

 

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