スポクラ楢崎智亜 現役続行を明言「最後にもう一度、挑戦します」 ロス五輪でのリベンジ誓う

楢崎智亜

　スポーツクライミング男子でパリ五輪代表の楢崎智亜（28）が19日、自身のインスタグラムを更新。現役続行を明言し、28年ロサンゼルス五輪に向けて再び挑戦することを誓った。

　東京五輪4位で2大会連続出場の楢崎はパリ五輪のスポーツクライミング男子複合のリード予選で上位8人に入れず、無念の予選落ち。「東京五輪後は本当にいろんなことをやってきて、今度こそはという気持ちで臨んでいたので凄く残念です」とコメントしていた。

　この日の投稿では「パリオリンピックが終わりました。結果は10位と自分が目指していた成績で終わることはできませんでした」と書き出すと「東京からの3年間で積み上げて来たものをもっとお見せしたかったし、感動して貰えるパフォーマンスを届けられなかった事が1番の心残りです」と振り返った。

　続けて「昨年の選考争いの時は弱気になり引退もよぎりましたが、今回のオリンピックに挑戦する中で自分は本当にまだまだなんだなと伸び代を感じると共に大きな可能性も感じることができたし、なによりも、このままでは終われない」と新たに心の中に燃え上がるものを感じたことを告白。

　そして「ロスオリンピックに向けて最後にもう一度、挑戦します。苦しい事もありましたが、ここまで来ることができたのは沢山の応援やサポートのおかげです。本当にありがとうございました。今回の貴重な経験を糧に、絶対に成長してみせます」と感謝の言葉とともに現役続行を明言し、ロス五輪でのリベンジを誓った。