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同学年の柔道家が「永瀬すぎる」を徹底解剖 パリでの変化、そして「初めて見た」驚きの光景とは…

スポニチアネックス / 2024年8月19日 22時30分

<パリ五輪 柔道>男子81キロ級、連覇を達成した永瀬貴規は金メダルを手に笑顔(撮影・平嶋 理子)

 パリ五輪柔道男子81キロ級で同級五輪史上初の連覇を達成した永瀬貴規(30=旭化成)が18日深夜放送のテレビ朝日系「GET SPORTS」(日曜深夜1・40)に出演。同学年で21年東京五輪男子60キロ級金メダルの高藤直寿(31=パーク24)との対談で、新たな「永瀬すぎる」一面が明らかになった。

 小学5年で初対戦した2人。高校生でシニアの日本代表入りを果たし、長く活動をともにしてきた。高藤はパリ五輪での永瀬の変化について「攻めるなぁってびっくりした」と指摘。これに対し、永瀬は「前に行こうと。今までは遅かったから。罰則(指導)をもらって負けるパターンが多かった。いかに自分のペースで先に一つ握ろうというのは意識していた。それが速い攻めに」と回答した。

 昨年のグランドスラム東京大会3回戦では指導3つの反則負けを喫し、コーチと過去の映像を見返したという。「やるべきことがはっきり分かった。徐々に昔の良い柔道が戻ってきて。しっかり準備できて、自信持って畳に上がることができた」。内容を理解しながらも、高藤は「年齢上がると(速い攻めが)できない」と、その実行力に舌を巻いた。

 また、パリ五輪決勝を大解剖。「やられて嫌なことを相手にやる」「膝を使って相手の体勢を崩す」「技の直前に相手の動きを封じる」など“細かくて伝わらない”技術を熱く語った。あまりの熱弁ぶりに、「熱が凄い」と永瀬が圧倒されるほど。高藤は「永瀬ってこんなことまでできるんだ。オリンピックの決勝の舞台でできるんだ」と最後まで感嘆していた。

 そして、連覇が決まっても冷静だった永瀬が、一礼して畳を降りる瞬間、「よっしゃー」と雄叫びを上げたシーンにも言及。「叫んでいるのを初めて見た」と高藤は目を丸くした。すかさず、「畳を降りてやるのがすごい。永瀬すぎる」と解説した。永瀬は「あんま覚えてないけど、映像見返したら、やってんなって」と笑って振り返った。

 28年ロサンゼルス大会は、35歳の年で迎える。「俺自身、永瀬の試合を見てオリンピックいいなと思った。ロスまでやろうかな」と高藤。4年後への思いを問われた永瀬は「難しい。4年後だから」と即答しつつも、「最近の競技年齢は上がってるから、全然やれる年齢ではある」と含みを持たせた。

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