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「石桐さん」の考え抜かれた休日ルーティン 阪神・石井は2時間のストレッチ 桐敷は有酸素運動

スポニチアネックス / 2024年8月20日 5時17分

阪神・桐敷(左)と石井

 【松本航亮のトラベルウオッチ】新人虎番記者、松本航亮が阪神に関わる人やもの、裏側を探る「トラベルウオッチ」。第3回は「石桐さんの休日」をクローズアップする。中継ぎとして虎のブルペンを支える石井大智(27)、桐敷拓馬(25)両投手。2人の好調は、考え抜かれた休日ルーティンに支えられていた。

 今年から虎番を拝命した記者は、選手の休日の過ごし方がずっと気になっていた。今回は、悪縁を断ち切る御利益で知られる大阪府の「石切さん(石切神社)」ならぬ、虎の「石桐さん」こと、相手打線を寸断する虎の左右のリリーバー、石井と桐敷に話を聞いた。

 4年目右腕の石井は17試合連続無失点中で、今季37試合に登板して防御率1.39。3年目の左腕・桐敷は52試合に登板して失点したのがわずか6試合で防御率1.89を誇る。安定感の裏には、休日の徹底したコンディション管理があった。

 2人に共通していたのは「休日でも休み過ぎない」こと。石井は春季キャンプから、休日でも球場を訪れ、ウエートトレーニングを行う。自身で定めた休日用のメニューを黙々とこなし、寝る前には「高校の時から日課としてやっている」と話す1時間30分~2時間のストレッチ。肩周り、股関節周りなど疲れがたまりやすい箇所を重点的にほぐす。

 「休み過ぎるというのはないです。むしろ、休日に動いて体の中の血をしっかり回してあげた方が、回復につながると思っている」

 桐敷は休日にジムを訪れ、ランニングマシンで有酸素運動を行う。約20分間走り続け、汗を流す。「完全オフと決めてしまうと、一日中部屋にいてしまうタイプなので…」と積極的に外出して体を動かすという。帰宅後のルーティンは水風呂。血流を良くしてから就寝する。

 「汗をかくことで、疲労を取る。動かないと次の日に影響が出るので」

 もちろん、リラックスタイムも存在する。石井、桐敷ともにゲーム好き。石井はマージャンゲームでオンライン対戦に興じることが多い。「寝る前に一戦やることが多いですね。もちろん、夜更かししない程度ですけど」。桐敷は野球ゲーム「パワフルプロ野球」がお気に入り。自身も実在選手として収録されているものの「自分の能力、全く知らないんですよね。僕はもっぱら選手をつくるのが好きで」と「サクセス」モードで自分好みの選手を作成している。

 休み過ぎずに体を動かすことで、逆に回復を早める。考え抜かれたメニューのたまものだ。そんな中でも、ゲームを起動すれば、オンとオフが切り替わる。満足な休日を過ごせているから、今の活躍がある。

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