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“連敗ストッパー”阪神・才木 20日ヤクルト戦 節目の10勝目挙げ いざ「連勝スターター」だ

スポニチアネックス / 2024年8月20日 5時17分

笑顔で練習する阪神・才木(撮影・後藤 正志)

 悪い流れを止められるのは、この男しかいない。20日のヤクルト戦(京セラドーム)に先発する阪神の才木は、今季チームの連敗中に6度登板。うち自身は4勝を挙げ、チームは6戦全勝だ。幸先の良いデータに後押しされ、3連敗(1分けを含む)で迎えた勝負の6連戦の先陣を切る。

 「自分が投げる試合はせめて、良い流れを持ってこられるように」

 練習中には普段通りのリラックスした笑顔を見せた一方で、取材対応の際には真剣なまなざしを貫いた。開幕からローテーションを守り、エース級の働きを続けてきた右腕は疲労とともに失点も増えた。7月30日の巨人戦(甲子園)で9勝目を挙げて以来勝ち星から遠ざかっており、直近2試合合計で9失点。「自分もあまり良いピッチングが続いていないので、自分のピッチングができるように」。プロ8年目で初の2桁勝利になかなか手が届かない現状を打破し、チームの連敗を快投で止めてみせる。

 20年に受けた右肘のじん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)から22年に復帰し、3年目のシーズン。「今は一年間投げるための壁にぶつかっている感じ」とローテーションを守り抜く難しさも口にした。今季は先発陣に欠かせない存在にまで成長。苦しさを乗り越えることで、“その先”が見えてくる。

 「ここで崩れずに立て直すことができたら、来年、再来年にもつながっていく、凄く大事な時」

 この日はキャッチボールや短距離ダッシュなどで最終調整。節目の10勝目を挙げて、逆襲に向けた「連勝スターター」となる。 (杉原 瑠夏)

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