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ドジャース・大谷 2戦連発!史上初50―50いける! 前日に続き低弾道39号 40本塁打王手

スポニチアネックス / 2024年8月20日 1時32分

<カージナルス・ドジャース>5回、先制の39号ソロを放ち、一塁ベースを回る際にポーズを決める大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース2-1カージナルス(2024年8月18日 セントルイス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日)、カージナルス戦の5回に2試合連続の39号ソロを放って勝利に貢献した。前日と同様に低い弾道で右越えに運び、2年連続3度目となる40本塁打に王手。すでにメジャー史上6人目となる「40―40(40本塁打&40盗塁)」の達成は確実だが、後半戦で初めて年間50本ペースに乗せて史上初となる「50―50」も現実味を帯びてきた。

 まるでリプレー映像を見ているようだった。日本選手初の全30球団制覇弾を達成した前日は打球角度21で速度111・9マイル(約180キロ)。ほぼ同じ22度、速度113・5マイル(約183キロ)で飛び出した大谷の打球は右翼のカージナルス側ブルペンに飛び込んだ。右手を突き上げながら一塁ベースを回る。着弾点も前日と同じだった。

 0―0の5回1死から右腕グレイの甘いカーブを逃さなかった。2試合連続の39号で、2年連続3度目の40本塁打に王手。8月は打率・174と苦しみ、前日の試合後に「構えている段階で、いい未来があまり見えていない。動きにラグ(遅れ)が多い」と苦しい現状を語っていたが、8月は7本目、ここ7試合で4本目のアーチだ。不振でもミートすればパワーで柵越えにもっていく。ナ・リーグ本塁打王争いでは2位のオズナ(ブレーブス)に3本差をつけ、7月6日以来、後半戦では初めて年間50本ペースに乗せた。

 チームは125試合目で、自身は出場122試合目。メジャー史上6人目で、これまでの147試合目を大幅に更新する史上最速での「40―40」の達成にあと1本塁打、3盗塁とした。長い歴史を持つメジャーでも初となる「50―50」の達成も夢物語ではない。デーブ・ロバーツ監督は「ここ数日、変化球をしっかりと捉えてライナーで本塁打にできている。これ以上の選手はいない」と称賛する。

 他の打席では2三振を喫するなど5打数1安打に終わり、これで直近5試合は22打数3安打で打率・136まで落ち込む。100%の状態ではないが、8回に代打で大谷と同じ右翼のブルペンに飛び込む8号ソロを放ち、世界一に輝いた昨年3月のWBCに出場した侍ジャパン選手による初の同一試合でのアベック弾を実現させたカ軍のヌートバーは「今の彼がスランプと言うなら、他の選手が苦しむ事象はどう表現したらいいんだ。感覚が違う」と独特の言葉でレベルが違うことを表現した。

 2―1で勝利し、2位・パドレスとのゲーム差を3に広げたが、まだまだ混戦は続く。目標はワールドシリーズ制覇。昨季までのエンゼルス時代には経験できなかった「ヒリヒリする9月」は近い。(笹田幸嗣通信員)

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