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大谷争奪戦に敗れ、現在最下位のブルージェイズ、問題は「次の手を全く考えていなかったこと」と選手発言

スポニチアネックス / 2024年8月20日 5時35分

<ブルージェイズ・ドジャース>試合前、シュナイダー監督(右)と談笑する大谷(撮影・光山 貴大)

 トロント・ブルージェイズのクリス・バシット投手が19日(日本時間20日)に、スポーツキャスターのクリス・ローズのネット番組に出演、今季のチームの不振について率直な見解を述べた。

 「一つ言えることは、大谷翔平に7億ドルを投じたが、彼を獲得できなかった後に、我々は次の手を全く考えていませんでした」と指摘する。ブルージェイズはオフシーズンの交渉で大谷の獲得に動いたが、大谷はドジャースを選んだ。そのあと、ブルージェイズは7050万ドルを費やし、FAでケビン・キーアマイアーと再契約、他にはアイザイア・カイナーファレファ、ジャスティン・ターナー、ジェリエル・ロドリゲスを加えた。今、チームに残っているのはロドリゲスだけだ。

 ブルージェイズは現在ア・リーグ東地区で最下位、プレーオフ進出圏へは11ゲーム差の58勝66敗。過去4シーズンで3回ポストシーズンに進出しているが今季は難しい。

 バシットは、ブルージェイズの細かい問題をあげつらうことはしたくないと言った。「この話題について45分間話すこともできるけど、公に言うことが、この組織にとって最善だとは思わない」。一方でウラジーミル・ゲレロの周りにもっといい打者を置くことが必要で、投手陣も改善しなければならないと指摘している。

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