1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

楽天・浅村並みの大物?ジュニアゴルファーの近重玲奈さん 元西武の熊沢とおる氏がコンディショニング担当

スポニチアネックス / 2024年8月20日 8時2分

ジュニアゴルファーの近重怜奈さん(右)と熊沢とおるさん

 近重怜奈さんは埼玉栄中2年のジュニアゴルファー。ベストスコア68を誇り、9月にフランスで開催される「エビアンチャンピオンシップ・ジュニアカップ」に出場する。将来有望な13歳をコンディショニングなどでサポートしているのが、元西武外野手の熊沢とおる(現役時代の登録名は当緒琉)さん(50)だ。

 「今は1カ月に一度、彼女を診ています。自分もプロだったけど、プロの世界で活躍するのは並大抵のことじゃない。彼女の夢を後押ししてあげたいと思っています」

 熊沢さんは所沢商から91年ドラフト3位で西武に入団し、引退後は1軍打撃コーチ補佐などを歴任。現在は柔道整復師の資格を持ち、埼玉県入間市の「メディカルフィットネス入間整骨院」で院長をしている。近重さんが初めて同院を訪れたのは小学生だった約5年前。兄が野球をプレーしていて、付き添って一緒にやってきた妹の近重さんの足の捻挫を治療したのがきっかけだった。

 ゴルフの技術的な指導ではなく、熊沢さんは体の動き、機能改善などコンディショニングを担当している。例えば「彼女は右利き。左股関節の動きが悪いと肩や肘の可動域が狭くなったりします」。そんな熊沢さんから見て、近重さんは「とにかく明るい」という。「物怖じしないですね。ひょうひょうとしていて、浅村選手のようなところがあります」。西武コーチ時代に担当した楽天・浅村栄斗内野手を引き合いに、その「大物ぶり」に太鼓判を押した。

 近重さんは14、15日に開催された「日本ジュニアゴルフ選手権」に出場。初日が82、2日目が大きく巻き返して71、通算9オーバーの35位タイだった。自身のインスタグラムでは初日にバンカーに苦しめられたことなどを絵文字を交えて明るく書き込み「数字だけ見ると…、色んな意味でかなりのインパクト。なんとも玲奈らしい、初挑戦の日本ジュニアでした」とつづった。

 「彼女はとても高いところを目指している。これからが本当に楽しみです」と熊沢さん。若さと無限の可能性。ゴルフファンだけでなく、野球ファンも「近重玲奈」の名前を覚えておいていいかもしれない。(鈴木 勝巳)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください