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【王位戦】渡辺九段、封じ手の自己最長考慮は角の退路作り 藤井王位との第4局、苦しい時間帯か

スポニチアネックス / 2024年8月20日 10時34分

藤井聡太王位(左)が見守る中、立会人の中田功八段(中)が開封した封じ手を指す渡辺明九段(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太王位(22)=王将を含む7冠=に渡辺明九段(40)が挑む第65期王位戦7番勝負は20日午前9時、佐賀県唐津市の旅館「洋々閣」で第4局2日目が始まり、先手渡辺の43手目の封じ手は、角取りになった5筋の角を8筋へ逃す自然な応手だった。

 渡辺が1日目、午後のおやつが提供された直後、3時22分から延々2時間37分考えた封じ手。08年竜王戦第2局での2時間13分などを超える自己最長考慮が至極当然の一手だったのは、さらにその2手後の指し手を一晩かけて考えるためだった。

 それが45手目、8筋へ飛び出した角の退路を築く4筋の右銀の後退。実際に46手目、その角取りに藤井飛車が旋回してくると、渡辺は45手目で作った自陣の収納場所へ角を後退させた。

 ただ、角は自陣2段目、右銀は1段目。中盤へ差し掛かろうかという局面での攻め駒の後退は、2時間37分が苦しいものだったと推測できる。1日目午後から辛抱の時間帯が続いている。

 午前10時のおやつは渡辺が唐津六萬石、七山卵のかすていら・ショコラ、アイスコーヒー。藤井は水まんじゅう、緑茶。

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