FC東京の寺山翼が鳥栖に期限付き移籍 出場機会求め 鳥栖は川崎Fに完全移籍した河原の穴埋め補強

寺山翼

　FC東京のMF寺山翼（24）が、鳥栖に移籍することが20日までに分かった。関係者によれば今季終了までの期限付き移籍になるという。

　FC東京の下部組織出身の寺山は、U―18時代の21年に2種登録され、同年にU―23チームが参戦していたJ3でデビュー。順天大進学後の21年には特別指定選手として登録され、J1デビューも果たした。

　23年に正式加入し、プロ1年目の昨季はリーグ戦9試合に出場。2年目の今季はさらなる飛躍が期待されたが、ここまで出場はわずか2試合にとどまっていた。出場機会を求めて最終的に移籍することを決断したもようだ。

　鳥栖はMF河原創が川崎Fに完全移籍したばかり。ボランチの補強が急務だった中、FC東京でくすぶっていた寺山に白羽の矢を立てた形だ。