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【セーリング】岡田・吉岡組 ペア解消へ 21日からの全日本470級選手権がラストレース パリ五輪で銀

スポニチアネックス / 2024年8月20日 17時42分

会見に臨んだ岡田、吉岡組(撮影・中村 和也)

 パリ五輪のセーリング混合470級で銀メダルを獲得した岡田奎樹(28=トヨタ自動車東日本)、吉岡美帆(33=ベネッセ)組が20日、江の島ヨットハーバーで会見に臨んだ。21日から行われる全日本470級選手権を最後にペアを解消する意向を示した。

 セーリングの日本勢では04年アテネ五輪で男子470級の関・轟組が銅メダルを獲得して以来のメダル。吉岡は「本来目指していた金メダルを取れず、ちょっと悔しい気持ちはあるが、自分的には実力を出し切って銀メダルを獲得できたので満足かなという気持ちがある」と率直な思いを語った。

 混合470級はパリ大会からの新種目で、五輪出場は岡田が2大会連続2度目、吉岡が3大会連続3度目だった。「ここまで3回挑戦したが、やっぱり費やすエネルギーはものすごい。私自身も我慢してきたことが、たくさんある。4年間同じことを、またやるっていうエネルギーが、ちょっと自信ないというか、そこまで頑張れる自信がない」と明かした。今後については「はっきりとは考えていないが、セーリング界の発展のために、セーリングには関わり続けたい」と話すにとどめた。

 21年東京五輪後からペアを組んできた岡田は「いろんなバランスがあると思う。すごく吉岡さん頑張ったし、これだけ動ける、前進力のある女性って、そう簡単にいない。でも、スポーツはいつまでもできる問題でもないので、心の問題と体の問題が出てきて、そこは本人が最後に決めること」と話した。ラストレースへ向け「みんなに何か還元できる技術だったり価値観だったりを提供したいという二人の意思は強い。感謝祭じゃないが、そういう意味合いも込めた大会にしたい」と見据えた。

 ◇岡田 奎樹(おかだ・けいじゅ)1995年(平7)12月2日生まれ、福岡県出身の28歳。佐賀・唐津西高―早大出、トヨタ自動車東日本。21年東京五輪男子470級で外薗潤平と組んで7位。23年世界選手権混合470級優勝。1メートル70、63キロ。

 ◇吉岡 美帆(よしおか・みほ)1990年(平2)8月27日生まれ、広島県出身の33歳。兵庫・芦屋高―立命大出、ベネッセ。女子470級で吉田愛と組んだ16年リオデジャネイロ五輪5位、東京五輪7位。23年世界選手権混合470級優勝。1メートル77、72キロ。

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