DeNA・牧が4年連続100安打目の先制適時打 防御率0・68の高橋宏から初回2点先制

＜D・中＞初回、適時打を放つ牧（撮影・島崎忠彦）

　◇セ・リーグ　DeNAー中日（2024年8月20日　横浜）

　DeNA・牧秀悟内野手（26）が初回、入団から4年連続100安打を達成した。

　試合前時点で防御率0・68で10勝をマークしていた高橋宏に安打と四球で、2死一、二塁とした好機だった。牧は初球のカットボールを引っ張り、左前に運ぶ先制適時打。一塁上で、右拳を天に突き上げて喜んだ。

　なお2死一、二塁で、続く戸柱が中前に適時打。三浦監督が試合前に「なかなか大量点を取れる投手じゃない。続けるというのがポイントになるのかな」と語っていた好投手から初回に2点を先制した。

　新人からの4年連続100安打は、球団では史上3人目。前身の大洋で9年連続達成した桑田武以来、62年ぶりとなった。

　▼牧　カットボールを一振りで捉えることができました。チームでつくったチャンスで先制することができうれしいです。

　▼戸柱　前の打者の流れに自分も乗ることができました。大貫を援護することができ、うれしいです。守備のほうも頑張ります！