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安藤美姫 トリノ五輪後に届いた段ボールいっぱいの手紙「ほぼほぼ誹謗中傷でしたね」

スポニチアネックス / 2024年8月20日 18時59分

安藤美姫

 元プロフィギュアスケート選手でタレントの安藤美姫(36)が19日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、パリ五輪で世界的問題になった選手への誹謗(ひぼう)中傷を受け、自身の経験を語った。

 五輪ではSNSを通じての選手への誹謗中傷が問題となり、大会期間中には日本オリンピック委員会(JOC)が声明を出す異例の事態となった。また国際オリンピック委員会(IOC)は、期間中に8500件を超える誹謗中傷の書き込みがあったと調査結果を発表した。人工知能(AI)が検知し、自動削除する仕組みを構築したが、それでも誹謗中傷は止まらなかった。

 安藤は「真剣に応援してるからこそ、ミスには厳しい批判したくなる」と一部批判には理解を示したものの、「…の後に、いいところも書いてくれるとか」と、フォローの必要性をに言及。「ロボットじゃないんだよというところは分かってほしい」とも訴えた。

 誹謗中傷の標的についても、自身の経験を語った。「同じミスをしても、誹謗中傷される選手とされない選手と、やっぱりいますね。自分の気持ちを同じ言葉で言った時に、こっちの選手は“素晴らしい。そんな中で頑張った”と言われる選手もいれば、“お前はそれは言い訳だよな”って」。その違いについて、「キャラだと思います」と分析した。

 出場した06年トリノ冬季五輪のころは、まだSNSによる批判などはなかったという。しかし安藤の場合、その代わりに大量に届いたのが、手紙だった。現在は連盟や事務所のチェックが入るなどされているというが、「私の時はそういうのが整備されてなかったので、段ボールに敷き詰められて何百通というのがボンと来て」と回想。内容は「ほぼほぼ誹謗中傷でしたね、そのころは」と明かし、出演者を驚かせた。

 トリノで安藤は、女子選手初の4回転ジャンプ成功を目指したが、失敗した。「私も結果も残せなかったし、ケガとかもあったけど、4回転に挑戦したのに失敗しちゃったとか」。それでも、多数の中傷の手紙の中に、激励のメッセージがあったことが救いだったという。「それ以上に応援してくれている言葉がボンときたことがあったので、何百通の大きい誹謗中傷より、その一言に救われたので。1人でも応援してくれる人がいて、自分のことを信じてくれる人がいるんだったら、フィギュアスケートは続けたいという思いだった」と、現役続行を決意したことを明かしていた。

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