元阪神の西田直斗氏「記憶に残るものを」所属のライオンズクラブが被災地の子どもたちを招待

大阪JOINUSライオンズクラブが招待した石川県内の少年野球チームの子どもたちにお弁当を配る元阪神の西田直斗氏（撮影・遠藤　礼）

　◇セ・リーグ　阪神―ヤクルト（2024年8月20日　京セラD）

　八尾市にある奉仕団体「大阪JOINUSライオンズクラブ」が、能登半島地震で被災した石川県内の少年野球チームの子どもたちを20日の阪神対ヤクルト戦（京セラドーム）に招待した。

　尽力したのが、同クラブに所属する元阪神の西田直斗氏（31）。「被災地にお金の寄付なども考えましたが、何か形、記憶に残るものをと思って野球観戦をプレゼントした」と今回の招待の経緯と意図を説明した。西田氏は試合前には、球場外で子どもたちに配る弁当の袋詰めなども行った。

　今回は20日、21日と2日間に分けて計100人の子どもたちを招待。あす21日には西田氏が総合コーチを務める寝屋川中央リトルシニアの子どもたちと合同で野球教室も行う。