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首位広島が天王山の初戦を制す 2位巨人に3連勝なら優勝M30初点灯

スポニチアネックス / 2024年8月20日 21時18分

<巨・広>初回、末包の2点二塁打で生還した野間(左から2人目)を迎える新井監督(中央)(撮影・西川 祐介)

 ◇セ・リーグ 広島8―3巨人(2024年8月20日 東京D)

 首位広島が2位巨人との首位攻防3連戦で初戦をものにした。22日まで、このカード3連勝すれば優勝マジック30が初点灯する。

 天下分け目の天王山で打線が奮起した。初回から無死一、二塁の好機を築き、続く小園は送りバントを失敗するも、4番・末包が先制の2点二塁打を放った。1点リードの4回は無死満塁。野間が空振り三振に倒れたものの、続く小園が四球を選び押し出しで、まず1点。末包が走者一掃の二塁打を放ち、さらに坂倉が中前適時打。この回、計5得点のビッグイニングとした。

 先発マウンドの森下は2回に岡本和にソロを浴び、4回に浅野の適時三塁打などで2失点。5回まで99球を投げ8安打3失点でブルペン陣に託した。味方の大量援護に支えられ、2年ぶり3度目の2桁10勝に到達。巨人戦では21年から8連勝となり、球団では95年から97年にかけて10連勝した山内泰幸に次ぐ数字をマークした。

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