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【阪神・才木10勝 一問一答】「今後の野球人生に生きる」「ゼロがデカい」夏場の苦闘経て会心の1勝

スポニチアネックス / 2024年8月20日 22時50分

<神・ヤ>自身初の2ケタ勝利に到達した才木(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 阪神8―3ヤクルト(2024年8月20日 京セラD)

 阪神の才木浩人投手(25)が7回3安打7奪三振無失点の快投でキャリア初の10勝をマークした。8年目の25歳は10勝に王手をかけてから3度目の正直で節目の1勝。以下は試合後の一問一答。

 ――今日良かったこと

 「真っすぐもそうだけど、スライダーもうまく使いながらタイミングずらしたりとか、そのへんは梅野さんがうまくやってくれた。そういうのがうまくはまった」

 ――前回、前々回から修正できたのもそういう部分

 「そうですね。本当に前回、前々回は情けないピッチングをしてしまったので、なんとか勝てるようにと思ってたけど、しっかりゼロで抑えられたので、良い修正ができたと思う」

 ――1回に援護をもらって楽になったか

 「いや。前回とか、先制点を取ってもらってから勝ち越されるとか同点にされることが僕は多かったので。初回3点入ってるけど、0―0の気持ちでどんどん思い切っていこうと思っていた」

 ――7回はかなりガッツポーズ

 「無駄な四球だったかなと思うけど、ちょっと力が入っちゃったので。とりあえずあそこをゼロで抜けられたのが良かった」

 ――最後も真っすぐ。球威はだいぶ良くなってきたか

 「そうですね。真っすぐは良くなってるし、今日は終盤まで落ちずに行ってたと思うので。梅野さんもまっすぐを投げてこいといってくれてたし、すごい思い切っていけてたので良かった」

 ――勝ち星から遠ざかる中で気持ち的な部分は

 「(点の)取られ方が取られ方だったので、しんどいなとは思ってたけど、どうせ投げるし、週1回(登板が)回ってくるので、せっかく投げるなら楽しんで投げないといけないし、見てくれてるファンもいるので。そういう人のためになにか思い切って投げているところを見てもらいたいなと思っていたので、そういうピッチングが今日はできたかなと思う」

 ――フォークを振ってもらえたが変えた部分は

 「いや、そんなに変えてないけど、普通にいつも通りの感じで行って。京セラだし、神宮だとなかなか打ってもらえないけど、京セラだったらある程度、振ってくれるので、どんどん腕を振って投げてました」

 ――カーブの割合も多く

 「そうですね。前回のヤクルト戦は多分1球くらいしか投げてないので、それは試合前から梅野さんからカーブもどんどん使っていこか、といってましたけど、なかなかストライク率は悪かったかなと思うので、しっかり修正して次に向かってやって行ければ」

 ――きのうはここを乗り越えれば成長できると、この1勝は大きい

 「そうですね。すごい大きいと思うし、ゼロでいけたのが自分の中ですごいでかい。3点取ってもらった後に勝ったとしても2点取られてるとかだとまた話は変わってくるけど、ゼロで抑えられたし。あとはここから続くので、これでOKじゃなくて、また次の試合その次の試合がすごい大事かなと思うので、しっかり投げられるように準備して行けたら良い」

 ――この1週間は調整も疲労を抜く方にシフト。この試合を通じて得られたものも

 「調整法は、球数も今年はすごい投げているし、夏場で暑い中動いているので。こういう調整法もありかなとは、先週くらいからやっていて気づきはあるので、そこを来年とかに生かして行けたら良いなと思うしい、今後の野球人生に生きるかなと思う」

 ――4回の打席では2ベースを放った

 「ありがとうございます(笑い)。初めてですね。マジで疲れたっす。セカンドベースで。けど、すごいライトが前に来てたのでめっちゃ前来てるやん、って感じだったので、良かったですね」

 ――2アウトで、見送るパターンもあったと思うが打ちにいったのは勝ちたい気持ちからか

 「なんか、打てそうだなと思ってたので、いやウソです、すみません(笑い)。普通に打ったら当たって飛んでいったくらいの感じなので、ヒット打てたので良かったです」

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