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阪神・近本 赤星氏超えた!プロ6年目までの安打数「893」で単独3位 6試合連続初回安打

スポニチアネックス / 2024年8月21日 5時18分

<神・ヤ>初回先頭で左前打を放つ近本(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神8―3ヤクルト(2024年8月20日 京セラD)

 阪神の近本が、快勝への号砲を鮮やかに打ち鳴らした。初回先頭、吉村が投じた初球の153キロ直球を左前へ。続く中野の犠打で二進し、2死満塁から前川の押し出し四球で決勝の生還。これで13日巨人戦から6試合続けて初回の第1打席に安打をマーク。この間、2勝3敗1分けの苦闘でも、核弾頭が元気なら、猛虎は必ず再浮上する。

 「珍しく初球を打ちましたけど、点も入ったので。後続も続いてくれた」

 初回の3点以降、無得点に封じられて迎えた7回、再び背番号5が口火を切った。先頭で吉村から左前打。初球を叩いた初回とは一転、粘りに粘ったフルカウントからの9球目、ど真ん中の直球を攻略した。再び中野の犠打で二塁へ進み、大山の左前適時打で4点目のホーム。好走塁にも手応えをにじませ「(大山の安打で)しっかり還ってこられて良かった」とうなずいた。

 8月は打率・382(68打数26安打)と、まさに夏男。全てマルチ安打の直近3試合に限れば、同・692(13打数9安打)と確変モードだ。今季の安打数もリーグ3位の120本とし、トップの中日・細川まで「4」と迫った。3年連続で頂点を狙う盗塁数も、目下リーグトップの17個。新人から6年連続の打撃タイトルという前人未到の領域へ、着実に歩を進めている。

 「(安打は)積み重ねなので。まだシーズン残っていますし、もう少し頑張りたい」

 通算安打は「893」となり、プロ6年目までの安打数で並んでいた赤星憲広氏(本紙評論家)を超え、単独3位に躍り出た。数々の金字塔に挑む24年も残り31試合。虎のリードオフマンが一気にギアを上げる。 (八木 勇磨)

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