日本ハム・金村、新人王狙える粘投6勝 「点を取ってくれた野手に感謝」西武・武内に勝ち星1差

＜ロ・日＞走者を出すも後続を断った日本ハム先発の金村（撮影・長久保　豊）

　◇パ・リーグ　日本ハム5ー3ロッテ（2024年8月20日　ZOZOマリン）

　日本ハムの先発した2年目右腕の金村が、今季6勝目を挙げ、新人王へ前進した。

　5回降板も8安打3失点の粘投。「まず、点を取ってくれた野手に感謝したいです」と謙虚だった。

　西武・武内が7勝4敗、防御率2.36で一歩リードする中、今季途中にリリーフから先発転向した金村は6勝5敗、防御率2.41で追い上げ。「次回に向けて、もう一度見直したい」と気を引き締めた。

　▼日本ハム・宮西（7回から登板し1回無失点。通算登板数が857となり、小山正明を抜いて歴代単独5位に）シンプルにアウトを取っていくことを意識した。もう1個上（歴代4位）を目指したい。