【甲子園】関東第一、夏初の決勝進出! 7回初安打から逆転 9回は中堅・飛田の好返球で1点差守り切る
スポニチアネックス / 2024年8月21日 10時2分
◇第106回全国高校野球選手権 第13日 準決勝 関東第一 2―1 神村学園(2024年8月21日 甲子園)
関東第一(東東京)が神村学園(鹿児島)を下し、創部98年目で夏は初の決勝進出を決めた。東東京勢の決勝進出は1995年に優勝した帝京以来29年ぶり。23日の決勝では京都国際―青森山田の勝者と対戦する。
神村学園(鹿児島)の先発左腕・今村拓未(3年)に6回まで4四球のみのノーヒットに抑えられていたが、0―1で迎えた7回に先頭打者の5番・越後駿祐(2年)が中前へチーム初安打をマーク。1死二塁から7番・熊谷俊乃介(3年)が外角へのツーシームをはじき返し、一塁線を破る同点の適時二塁打を放った。右翼手の失策で熊谷が三塁へ進み、8番・市川歩(3年)の二塁への打球を相手が後逸し、2―1と勝ち越した。
今大会初登板となった先発右腕の大後武尊(3年)は4回に先制されたものの、5回1失点で耐えた。6回からは今大会無失点の背番号1・坂井遼(3年)が登板し、8回までの3イニングで6三振を奪う好投。9回2死一、二塁から代打・玉城功大(3年)に中前打を打たれたが、中堅手・飛田優悟(3年)が本塁へダイレクトの好返球。二塁走者を刺して決勝への切符をつかみとった。
今大会初登板となった先発投手の大後武尊(3年)が5回1失点。米沢貴光監督は試合前取材で「ずっと調子はいい」と語ったとおり、最速140キロのストレートとていた。6回からは今大会無失点の背番号1・坂井遼(3年)が登板。三振を奪ったものの、
0―1で迎えた6回には2つの四球で1死二、三塁のチャンスを迎えたが、3番・坂本慎太郎(2年)の一ゴロで三塁走者が挟殺されて2死。さらに二、三塁で4番・高橋徹平(3年)が打席へ向かうと、アルプスからは「必殺仕事人」のテーマが流れたが、高橋は遊ゴロに倒れた。7回には先頭打者の5番・越後駿祐が中前へはじき返してチーム初安打。
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