【甲子園】京都国際・長谷川 レーザービームでピンチ救う！直前には同点2点適時打

＜青森山田・京都国際＞6回、右前に2点適時打を放つ京都国際・長谷川（投手・関）（撮影・中辻　颯太）

　◇第106回全国高校野球選手権大会第13日・準決勝　青森山田―京都国際（2024年8月21日　甲子園）

　準決勝第2試合は、ともに初の決勝進出がかかる京都国際（京都）と青森山田（青森）が対戦。京都国際の右翼・長谷川颯（2年）が肩でチームのピンチをすくった。

　1点リードの6回1死一塁の守備で、右前打を素早く処理して三塁へ矢のような送球。2バウンドのストライク送球で一塁走者を刺した。

　直前の6回の攻撃では、1死満塁から右前2点適時打で同点。次打者の投ゴロの間にチームは勝ち越した。

　3試合連続完封勝利中だった京都国際は、エース左腕の中崎琉生（3年）が先発し4回3安打2失点。5回から2年生左腕・西村一毅に継投した。

　一方、準々決勝までの3試合でわずか1失点の青森山田は、背番号11の右腕・下山大昂（2年）が先発して5回を2安打無失点。6回からはプロ注目の最速152キロ右腕・青森山田の関浩一郎（3年）がマウンドに上がった。