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ベッツ 7回に守護神投入のマリナーズ継投打ち砕く意地の同点打 8回にヘイワードが代打3ラン

スポニチアネックス / 2024年8月21日 13時50分

7回に同点打を放ったドジャース・ベッツ(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース―マリナーズ(2024年8月20日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠でのマリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で右中間を破る今季6本目の三塁打を放ち、連続試合安打を4に伸ばした。

 0―3とリードされた3回1死走者なしの第2打席で大谷のバットが快音を響かせた。カウント2―2から右腕ミラーのスプリットをうまくすくい上げると、打球は一気に右中間フェンスへ。快足を飛ばして大谷が三塁に達すると、場内のドジャースファンは大盛り上がりを見せた。124試合目で300塁打に到達し、これは昨年のベッツの126試合を抜いて球団史上5番目の早さとなった。しかし、続くベッツの浅い中飛では本塁に還れず、フリーマンが四球でつなぐもT・ヘルナンデスが中飛に倒れて得点は奪えなかった。

 5回の攻撃ではラックスが珍しい本塁打を放った。5回先頭でラックスが打席に立つと、フルカウントから速球を叩いて右越え本塁打。この打球に中堅ロブレスが捕球を試みようとして飛びついたが、グラブの上。しかし、ボールが外野を転々と転がり、ラックスは不思議そうに両手を広げた。ビデオ判定の結果、柵越えしたものの打球がフェンスの下部からすり抜けてくるという珍事が確認。無事に2試合連続の本塁打と判定されたが、まさかの珍事に場内は騒然となった。この後にはマンシーに2試合連続本塁打が飛び出し、場内は大盛り上がりとなった。

 1点差で迎えた7回にはマリナーズの守護神ムニョスを打ち砕いた。1死二塁で第4打席を迎えた大谷は惜しくも一直に倒れたが、続くベッツが左翼線二塁打を放って同点。さらにフリーマンが申告敬遠で歩かされると、T・ヘルナンデスの右前打で本塁生還を狙ったベッツは本塁で憤死して勝ち越しはならなかった。

 勢いをものにしたドジャースは2死一、二塁から代打ヘイワードが登場。回またぎで続投したムニョスの高めの速球を捉えると打球は右翼席へ飛び込む3ランとなった。

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