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桂ざこばさんお別れ会で、次女・関口まいがあいさつ「今は大好きな米朝師匠と会えてると思います」

スポニチアネックス / 2024年8月21日 13時52分

桂ざこばさんお別れ会の祭壇の上には、笑顔の遺影(撮影・後藤 正志)

 6月12日に喘息のため76歳で亡くなった人気落語家・桂ざこば(本名=関口弘)さんのお別れ会が21日、大阪・サンケイホールブリーゼで開かれた。

 2部制で開かれたお別れ会。第1部では落語ファンや一般から参加。ホールの舞台上に設置された祭壇には中央最上段に腕を組み、ニコッと笑みを浮かべたざこばさんの遺影が飾られた。中央には米朝一門の家紋が模られた花が鎮座。両サイドにはざこばさんが愛用した着物が飾られた。参列者全員が献花をする際には、ざこばさんの演じる落語「青菜」が流され、ファンの笑いと涙を誘った。

 冒頭には次女で女優の関口まい(41)があいさつ。お別れ会の会場となったサンケイホールで開催される独演会に何度も登場したざこばさんが、いつも客の入りを心配していたという裏話を披露。また、17年に脳梗塞で倒れ、復帰後に満足に落語ができなくなった際には「大好きなちゃーちゃん(桂米朝さん)から教えてもろた落語が消えてしまった」と嘆き、「まい、お父さん、しんどいねん」と電話で弱音を漏らしていたそうだ。

 それでも、再起を誓って弟弟子や弟子らにお願いし一から落語の稽古を稽古をつけてもらう努力をしていたという。亡くなる直前には弟子のひろば、ちょうば、そうばの3人がそれぞれ名跡を襲名することを発表。ざこばさんも発表会見に臨んで「すごく喜んでいました」と関口は振り返り、「今は大好きな米朝師匠と会えてると思います」と父を偲んだ。

 ホール入り口にはざこばさんが受賞した数々の賞の賞状やトロフィーとともに、初めての独演会のポスターなどが展示された。また、各界から500以上の供花が寄せられた。俳優の近藤正臣、西田敏行、十朱幸代、吉沢京子、柴崎コウ、片岡愛之助、指揮者の佐渡裕氏、イラストレーターの成瀬國晴氏、落語会からは桂福団治、桂文枝、桂文珍、桂春団治、笑福亭鶴瓶、月亭八方、春風亭昇太、三遊亭小遊三ら多数、お笑い界からは西川きよし、オール阪神・巨人、明石家さんま、ナインティナイン、中川家、他にも中居正広、舟木一夫らの名前が壁一杯に列挙された。

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