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【甲子園】152キロ右腕が悔し涙、青森山田・関が2点リードで救援も無念の6回一挙3失点

スポニチアネックス / 2024年8月21日 14時28分

<青森山田・京都国際>決勝進出を逃し涙する青森山田・関 (撮影・亀井 直樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第13日・準決勝 青森山田 2―3 京都国際(2024年8月21日 甲子園)

 青森山田(青森)が2―3で京都国際(京都)に惜敗し、春夏通じて初となる決勝進出はならず。今春選抜の初戦でサヨナラ勝ちした京都国際と再戦となったが、リベンジを許した。

 初回に2点を先制。先発の背番号11の右腕・下山大昂(2年)が5回まで無失点に抑え、プロ注目の最速152キロ右腕・青森山田の関浩一郎(3年)がマウンドに上がった。しかし、関は先頭打者を空振り三振に仕留めたものの、連打と死球で1死満塁とし、右前2点適時打を浴びて同点。さらに1死一、三塁から投ゴロの間に勝ち越し点を許した。

 関は7回以降は無失点に抑えたものの、打線はビハインドをはね返すことはできずに敗戦。関は、悔し涙にくれた。

 13日の2回戦、長野日大戦は8三振を奪い1失点完投、19日の準々決勝、滋賀学園(滋賀)戦は2番手で6回無失点と大器の片りんを見せたが、準決勝で姿を消すことになった。

 ◇関 浩一郎(せき・こういちろう)2007年(平19)3月8日生まれ、青森県出身の17歳。篠田小5年から野球を始めた。沖館中では青森戸山シニアに所属。青森山田では昨秋から背番号「1」。憧れの選手はオリックス・山下。遠投115メートル。1メートル87、92キロ。右投げ右打ち。

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