メニエール病を告白した金田久美子 「休んでも治る保証がない。太陽が出るとしんどい」

金田久美子

　女子ゴルフのニトリ・レディースはきょう22日、北海道・桂GCで開幕する。メニエール病を患い、体調に不安を抱える金田久美子（35＝スタンレー電気）は「めっちゃフラフラします。頭がずっとフラフラするんです」と表情を曇らせた。

　この日はプロアマ戦に出場したが「今日はやばかったですね。ハーフでやばかったですけど（途中交代の選手が）いないので、迷惑をかけると思ってやりました」と最後までプレーを続けた。

　7月21日の大東建託レディース最終日に熱中症で救急搬送された。「それからずっと体調が悪い」と明かす。前週のCATレディース終了後に「結構、辛かったので。自立神経系の病院に行きました」。そこで勧められた耳鼻科の医院で検査を受け、メニエール病と診断された。

　「薬はたくさんもらった」と朝昼晩、毎食後に服用。「飲み出してからちょっと食欲が落ちた。でも、なるべく食べるようにしています。眠れないので睡眠導入剤を飲んでいるんですけど、それも良くないですね」と話した。

　医師からは休養を進められているが「休んで治るんだったら良いですけど、休んでも治る保証がない」と今大会の出場を決意。「（会場が）北海道で良かったです。暑いと結構やばい。太陽が出てくるとしんどく感じるので。大丈夫だと思ってやるしかないですね」と自らを鼓舞していた。