広島 「首位攻防戦」連勝逃す 2番手・ハーンが岡本和に痛恨被弾…2位・巨人と再び1差

＜巨・広＞8回から登板した広島・ハーン　（撮影・西川祐介）

　◇セ・リーグ　広島1ー4巨人（2024年8月21日　東京D）

　広島が巨人に逆転負けを喫し、再び1ゲーム差に迫られた。

　広島・床田、巨人・グリフィンの息詰まる投手戦。7回、広島は坂倉の9号ソロで先制した。

　しかし、序盤から球数の多い床田は、7回2死二塁から浅野に左中間へ同点適時打を浴びて、試合は振り出しに戻った。

　広島ベンチは8回から左腕のハーンをマウンドへ。先頭の吉川に一塁内野安打を許し、続くモンテスの右中間二塁打で無死二、三塁のピンチ。続く岡本和に投じた初球を左翼席へ運ばれた。

　首位攻防3連戦3連勝なら、22日にも広島の優勝マジック30が点灯していた。6年ぶりのリーグVへ、絶対に負けられない戦いが24時間後に待ち受ける。