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【つがる巡業】霧島が三役陣と白熱の15番 再び大関目指す戦いへ「いつも通りやっていくしかない」

スポニチアネックス / 2024年8月21日 20時55分

<夏巡業つがる場所>大栄翔(右)と申し合い稽古を行う霧島(撮影・前川 晋作)

 大相撲夏巡業が21日、青森県つがる市の伊藤鉱業アリーナつがるで行われ、関脇・霧島(28=音羽山部屋)が15番の申し合い稽古を行った。

 関脇・阿炎(30=錣山部屋)、関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)、小結・大栄翔(30=追手風部屋)、小結・平戸海(24=境川部屋)といった三役陣らを相手に計15番。約1週間ぶりの申し合い参加で「体が重かった」と言っていたが、この日の関取衆では最多の番数を精力的にこなし「もうちょっとやりたかった」とここからさらにペースを上げることを見据えた。

 首のケガによる休場もあって大関から陥落。名古屋場所は10勝以上で大関復帰だったが8勝に終わった。一から再び大関を目指していく戦いへ。「いつも通りやっていくしかない」と気合を込めた。

 名古屋場所後は、パリ五輪観戦に熱中。「特に柔道。橋本壮市選手(73キロ級銅メダル)とか、モンゴルの選手の試合はほぼ全部見たかな。あとはバスケに、男子バレーのイタリアに負けた試合とか…」。幅広いスポーツに関心のある霧島らしく、いろいろな競技をテレビ観戦して楽しんだ。柔道のモンゴル代表には、かつて自身と同じ柔道クラブで練習に励んだ“旧友”もいたという。「身近な人なので、見ているだけで楽しいですね」。他競技からも刺激を受けたようだった。

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