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巨人・浅野翔吾が同点二塁打!岡本和の決勝3ラン演出「どうにか振り出しに戻せるようにって思って」

スポニチアネックス / 2024年8月21日 21時41分

<巨・広(17)>4回、丸の適時打で生還した浅野 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人4―1広島(2024年8月21日 東京D)

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が21日の広島戦(東京D)で試合を振り出しに戻す値千金の同点適時二塁打を放ち、勝利に大きく貢献した。

 「8番・右翼」に入り、5試合連続の先発出場。投手戦を演じていた先発左腕・グリフィンが0―0で迎えた7回、1死から坂倉に右越え9号ソロを浴び、ついに失点。だが、0―1で迎えたその裏だった。

 先頭の坂本が四球で出塁。犠打などで2死二塁となってから、それまで2打数無安打の浅野が第3打席に入った。

 すると、相手先発左腕・床田が2ボール1ストライクから投じた3球目、低めツーシームを完璧に捉えた。打球は左中間を抜け、同点の適時二塁打となった。

 二塁ベースに到達すると自ら拍手をしてからガッツポーズ。会心の笑みを浮かべた。そして続く8回、主砲・岡本和に勝ち越し&決勝の20号3ランが飛び出して劇的な勝利となった。

 試合後、お立ち台に上がった浅野は「坂倉さんにホームランを打たれて嫌な雰囲気だったので、どうにか振り出しに戻せるようにって思って打席に立ってました」とまずは第一声。「はじめ(はバットを)長く持ってたんですけど、短く持って。内に真っすぐ投げられたので、ちょっと内球を狙っていってました。歓声とともに打球が飛んでたのでうれしかったです」と続けた。

 また、夏休みイベントでインタビュアー役としてお立ち台に一緒に上がった“浅野ユニ”着用の少年から「浅野選手の大ファンです」と言われると「ありがとうございます」と照れ笑い。

 「プロ野球選手になるにはどうすればいいですか?」と質問されると「お母さんがつくったご飯をいっぱい食べて体を大きくしてください」と笑顔でアドバイスも送っていた。

 浅野は、「3番・中堅」に定着していたヘルナンデスの左手首骨折を受けて12日に緊急昇格。「8番・右翼」に入って130日ぶりに先発出場した14日の阪神戦(東京D)で放った待望の今季初安打が先制&決勝の満塁アーチという衝撃的な大仕事をやってのけていた。

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