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ヤクルト10失点大敗 2戦連続の初回3失点に高津監督は「今日こそ“初回だけは”と思っていたけど…」

スポニチアネックス / 2024年8月21日 22時5分

<神・ヤ(18)>6回、投手交代を告げてベンチに戻る高津監督(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神10―4ヤクルト(2024年8月21日 京セラ)

 ヤクルトが敵地で阪神に今季3度目となる2桁失点の大敗を喫し、3連敗でチームの借金は今季最多の15に逆戻りした。

 先発のサイスニードが初回にいきなり崩れた。2死二塁から佐藤輝に先制の適時二塁打を浴び、続く大山には左越え2ランを被弾して3失点。2回も5本の長短打を集中されてさらに3点を失った。4回11安打6失点の背信投球で降板を命じられると、5回から2番手でマウンドに上がった星も2回9安打4失点と火に油注いだ。

 一方の打線は、相手先発・西勇に4回まで無安打無得点に封じられた。5回に長岡が2点適時打、6回に宮本が適時打を放つなどして計4点を奪う意地はみせたものの、序盤の大量失点があまりにも重かった。

 3―8で敗れた20日の阪神戦も先発投手が初回にいきなり3点を失い、早々に相手に主導権を握られた。2試合連続で同じような試合展開となり、高津監督は「初回の失点が凄く響いてゲームを落としているわけで。今日こそ“初回だけは”と思いながら見ていたんですけどね。相手のあることなので全てがうまくいくとは思わないし、人間のやることなのでミスもあるでしょうけど。ゲームの初回に失点する意味とか、チームの現状とか、いろいろ考えるともう少し入り方があったんじゃないかなと思いますけどね」と厳しく指摘した。

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